2012年05月12日

軽井沢のホントの自然

『軽井沢のホントの自然』
(石塚 徹 著・NPO法人 生物多様性研究所 あーすわーむ 協力/ほおずき書籍 ¥1,890)

 野道から山道、稜線から沢筋へと、すみずみまで足を運び、自分の目と耳で確かめた生きものたちの“今”。先入観を取り払い、純粋な好奇心・探求心と疑問・発見の連鎖反応で出来上がった一冊です。
 また、軽井沢の自然史・人類史をひもとくと、カミナリシギ、オカメドジョウ、アサマシジミ、アサマフウロなどが重要参考人として浮かび上がりました。噴火、飼馬、稲作奨励、減反、野焼き、リゾート開発……。2万年前、1200年前、そして1970年に、何があったのでしょうか。“森の町”の本当の自然遺産が田園地帯にあったとは!
 さらに、景観の中にある生きものたちの“ニッチ”や、進化の法則まで、多くのカラー写真で紹介しました。別荘ライフへの提言や、里山ブームへの警鐘も。そしてもう一つの大事なメッセージは、「きれいなもの、かわいいものだけを見て、大事に思っていませんか?」。

軽井沢のホントの自然.JPG
posted by あーすわーむ事務局 at 17:05| Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。