2011年10月18日

『森の「いろいろ事情がありまして」』『鳥のおもしろ私生活』」

『森の「いろいろ事情がありまして」』
(ピッキオ編/信濃毎日新聞社 ¥1,680)
『鳥のおもしろ私生活』」
(ピッキオ編/主婦と生活社 ¥1,260)


 いずれも企画・構成・執筆は石塚徹。
 『森の……』は、美しい決定的瞬間を捉えた多くの写真でつづり、森の自然史を50話にまとめた科学読み物です。(1)自然を好奇心で縦横に分解すること、(2)種という枠でくくって見るのではなく、目の前にいる1個体が何をしようとしているのかを観察すること、(3)なぜ、このような姿や行動が進化してきたのかを想像しながら観察すること。この3つの視点を推奨しており、当時の新聞紙上では「自然の見方の哲学書」と評されました。
 『鳥の……』は、種類ごとの生態について、最新の学術トピックをおもしろおかしい漫画で擬人化に紹介したロングセラー図鑑です。「利己的遺伝子理論」が野外で楽しめる本をめざしました。10年後に書いた『森の……』では、むしろ「人が生きものの立場に立って見る視点」を勧めている点が異なります。

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posted by あーすわーむ事務局 at 10:11| Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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